ネタバレ注意!!ドラクエ1のストーリーと魅力を解説

作品紹介

1986年5月27日に発売された初代のドラクエ作品『ドラゴンクエスト1』。

あまりにも昔の作品過ぎて、名作と言われるストーリー内容を忘れた方も多いのではないでしょうか。

筆者も最近ドラクエ1をやり直しましたが、まさに王道のRPGにふさわしい作品でした!!

そこで今回は、ドラクエ1のストーリーと魅力について解説します。

ネタバレされても気にならない方のみお読みください。

ストーリーを理解しやすくするために、まずはドラクエ1に登場するキャラクターをご紹介します。

ドラクエ1の主な登場キャラクターは以下4人です。

  1. 主人公(勇者)
  2. ラルス16世(ラダトームの王)
  3. ローラ姫(ラダトームの王女)
  4. りゅうおう(ラスボス)
ソフィア
ソフィア

たったこれだけですか!?

モチ
モチ

もちろん、村人やモンスターもいますが、この4人で壮大なストーリーが構成されています。

主なメンバーはたった4人。

少人数の登場キャラで歴史上に残るRPGになったのはまさに伝説だと思います。

ドラクエ1のストーリーを簡潔まとめると、以下のような内容になります。

かつて勇者ロトによって平和をもたされたアレフガルド。
この地に再び魔の手が忍びより、世界は闇に飲みまれていく。
勇者ロトの血を引く主人公は世界に平和を取り戻すため『りゅうおう』討伐の旅へ出る。

ストーリー構成は下記11パートに分かれています。

  1. オープニング
  2. ガライの町
  3. マイラの村
  4. リムルダール城
  5. ガライの墓
  6. 沼地の洞窟
  7. メルキドの町
  8. ドムドーラの町
  9. 聖なる祠
  10. りゅうおうの城
  11. エンディング

それでは、それぞれの詳細を見ていきましょう!

まずは、前半の物語から解説します。

前半の物語はおつかい系が多いですが、どれもりゅうおう討伐に関わる重要なものばかりです。

オープニング

物語はアレフガルドのラダトーム城下町から始まります。

かつては平和だった城下町は魔物たちによって苦しめられていました。

引用先:ドラクエパラダイス

その話を聞きつけた主人公は、ラダトーム城の王(ラルス16世)のもとへ向かうことになります。

ラルス16世
ラルス16世

おお!主人公!勇者ロトの血をひきし者よ!
そなたが来るのを待っておった。
その昔、伝説の勇者ロトは神から光の玉を授かりこの世界をおおっていた魔物たちを封じ込めたという。

しかし、いずこともなく現れた悪魔の化身竜王がその玉を闇に閉ざしてしまったのじゃ!

このままでは世界は闇に飲み込まれ、やがて滅んでしまうことだろう。
勇者よ!竜王を倒しその手から光の玉を取り戻してくれ!

わしからの贈り物じゃ!
そこにある宝箱を開けるがよい。
そなたの役に立つ物が入っておるはずじゃ。
そしてこの部屋にいる者に尋ねれば旅の心得を教えてくれよう。

ではまた会おう!勇者よ!

モチ
モチ

この長い話を聞いたら、宝をゲットできます。

ちなみに、宝箱には『たいまつ』、『かぎ』、『120ゴールド』が入っています。

弱くてニューゲーム』を希望する方は、下記を参考にしてください。

王様の長い話の後、主人公は大臣に話かけます。

大臣
大臣

主人公どのはローラ姫の事をご存知か?
ローラ姫は王様の大切な一人娘じゃ。
王妃様が亡くなられてからは、ローラ姫が王様の心の支えになっておられたのだが…。

その姫様が魔物たちにさらわれて半年になる。
王様は何もおっしゃらないが、心の中でどれほど苦しんでおられることか。
主人公どの、どうかローラ姫を助け出してくだされ。

ソフィア
ソフィア

自分の大事な娘の話をしないくらい、相当王様は必死だったんでしょうね…

そして、主人公はラダトーム城下町を出て、ガライの町へ向かうのでした。

ガライの町

ガライの町へ着くと、町の人に話を聞いてまわることになります。

そして、町人からある情報を得ることになります。

町人
町人

ラダトームから来たのか?
だったら途中に洞窟があっただろう?
あれが伝説の勇者ロトを祀ってあるという洞窟だ。

この情報をもとに主人公はロトを祀る洞窟へ向かい、最奥で石碑を見つけます。

そして、石碑にはこう記されていました。

わたしの名はロト。わたしの血をひきし者よ。
ラダトームから見える魔の島に渡るには3つの物が必要だった。
わたしはそれらを集め、魔の島に渡り魔王を倒した。

そして今、その3つの神秘なるものを3人の賢者に託す。
彼らの子孫がそれらを守ってゆくだろう。
再び魔の島に悪がよみがえった時、それらを集めて戦うがよい。

3人の賢者はこの地のどこかで
そなたが来るのを待っていることだろう。
ゆけ!わたしの血を引きし者よ!

主人公は石碑の情報を信じ、3つの神秘なるものを求める旅路へ急ぎます。

そして、陸の東側へ向かう途中に祠へ立ち寄ることにしました。

祠の中には老人がいました。

老人
老人

そなたが主人公じゃな。
竜王を倒すため旅に出たという話はわしも聞いておる。
しかし竜王はとてつもない魔物じゃ。
倒されるのがわかっていて、みすみす行かせるわけにはいかん。
主人公よ。そなたのチカラを試させて欲しい。

この地のどこかに魔物たちを呼び寄せる「銀の竪琴」があると聞く。
それを持ち帰った時、そなたを勇者と認め、「雨雲の杖」を授けよう。

老人の話を聞いた後、主人公はさらに東側の村『マイラの村』を目指すのでした。

マイラの村

マイラの村へ到着した主人公は、温泉から数歩南の場所に『妖精の笛』を見つけることになります。

引用先:DRAGON QUWST Wiki

村人の情報から、妖精の笛はメルギドの町の入口を守護する『ゴーレム』を眠らせるのに役立つアイテムであることを知ります。

モチ
モチ

実は妖精の笛がなくてもゴーレムは倒せます。

強敵討伐用のアイテムを手に入れた主人公はマイラの村を出て、南の『リムルダール城』へ向かう旅へ出るのでした。

リムルダール城

リムルダール城についた主人公は、ある町人から貴重な情報を得ることになります。

町人
町人

雨と太陽が合わさる時、虹の橋が出来る。
ここアレフガルドに古くからある言い伝えじゃよ。
そしてわしが聞いた話では太陽の石という物がラダトーム城に眠るそうじゃ。

モチ
モチ

まさかの振り出しに戻ります!

リムルダールのカギ屋でカギを入手した主人公は、始まりの地であるラダトーム城下町へ戻りました。

カギを使い、ラダトーム城下町の地下へ行くとある老人に出会います。

老人
老人

わしは分かっておった。
いずれロトの血をひく若者がここを訪れることを。

この宝箱には昔、勇者ロトから預かった「太陽の石」が入っておる。

そなたが竜王を倒すために必要なものじゃ。さあ、宝箱を開けるがよい。

宝箱には1つ目の神秘なるもの『太陽の石』が入っていました!

引用先:DRAGON QUWST Wiki

1つ目の神秘なるものを入手した主人公は、次なる冒険地へ向かうのでした。

ガライの墓

主人公は再度『ガライの町』へ訪れます。

ガライの町には『ガライの墓』という魔物の巣窟があると耳にしました。

そして、ガライの墓の前には女性がいました。

女性
女性

あなた、ガライの墓へ行くつもりですか?
竪琴の音色は魔物たちを呼び寄せるといいます。
行くのはやめておいたほうがいいですよ。

モチ
モチ

主人公はこの琴が祠の老人が言っていた「銀の竪琴」と気づきます!

祠の老人から『雨雲の杖』を入手するため、主人公はガライの墓へ入り、数々の死闘を乗り越え『銀の竪琴』を手に入れることに成功します。

再度祠へ向かい、老人に『銀の竪琴』を見せると、老人は約束通り『雨雲の杖』を差し出します。

引用先:DRAGON QUWST Wiki
老人
老人

このまま世界が闇に覆われていれば人々の心も荒んでしまうであろう。
それだけは食い止めねばならん。

ゆけ、主人公よ!雨と太陽が合わさるその場所へ!

2つ目の神秘なるもの『雨雲の杖』を手に入れた主人公は、3つ目の神秘なるものを求めて旅に出るのでした。

沼地の洞窟

マイラの大陸とリムルダールの大陸をつなぐ地下道『沼地の洞窟』。

沼地の洞窟へ着いた主人公は強敵『ドラゴン』を倒し、囚われの身となっていたローラ姫を助け出すことに成功します。

モチ
モチ

ちなみに、ドラゴンを倒さず、ローラ姫を救出しなくてもストーリーはクリアできます!

あくまで勇者の成すべきことは、悪魔の化身である『りゅうおう』の討伐です。

ドラゴンが倒せないならスキップしても構いません。

ソフィア
ソフィア

ローラ姫を助けるとどうなりますか?

主人公はローラ姫を抱きかかえ、ラダトーム城へ戻ることになります。

つまり、また振り出しに戻ることになります。

物語は後半へ突入します。

ここからは壮大なストーリーとなるので、最後まで見逃さないようにお願いします!

メルキドの町

メルギドの町へ到着すると、門番をしているモンスター『ゴーレム』が待っていました。

マイラの村で手に入れた『妖精の笛』を活用して見事ゴーレムを倒した主人公は、メルギドの町で以下の情報を得ます。

町人
町人

昔うちのじいさんがよく言っていたんです。
友達のゆきのふさんが
何かすごい宝を自分の店の裏の木に埋めたらしいと。
いったいそれが何だったのか、私も探したいんですが外は危ないしねえ。

主人公は町人から聞いた情報を頼りに、廃墟と化した『ドムドーラの町』へ向かうことになります。

ドムドーラの町

ガライの町をひたすら南下した砂漠の中にある『ドムドーラの町』。

町はモンスターに占領され、お宝を手に入れようとすると『あくまのきし』が現れて戦闘となります。

あくまのきしを倒すと最強の防具『ロトのよろい』を入手することができます。

引用先:DRAGON QUWST Wiki
モチ
モチ

正直、ロトのよろいなしでのゲーム攻略はキツイです。
必ず手に入れましょう!

中にはロトのよろい無しでクリアした強者もいますが、運ゲーに近くなるので必ずゲットしましょう!

ちなみに、ロトのよろいを装備すると毒エリアのダメージが無効になります。

この特性を利用して、主人公は毒の沼地で『ロトのしるし』を入手します。

引用先:DRAGON QUWST Wiki

聖なる祠

主人公はリムルダールの南にある聖なる祠へ向かい、老人に話しかけます。

老人
老人

偉大なる勇者ロトの血を引く者よ。
今こそ雨と太陽が合わさる時じゃ!

さあ、雨雲の杖と太陽の石を!

雨雲の杖と太陽の石を差し出します。

老人
老人

おお、神よ。この聖なる祭壇に雨と太陽を捧げます。

さあ、祭壇に進み虹のしずくを持っていくがよい。

引用先:DRAGON QUWST Wiki

こうして、3つ目の神秘なるもの『虹のしずく』を手に入れた主人公は、リムルダールの北西の岬で虹のしずくを天に捧げます。

すると、竜王の城がある魔の島へ渡る架け橋が出現しました。

りゅうおうの城

意を決して『りゅうおうの城』に乗り込んだ主人公。

お城の最奥にはラスボスの『りゅうおう』が主人公を待ち受けていました。

りゅうおう
りゅうおう

よくきた勇者。わしはまっていた。そなたのようなわかものがあらわれることを

りゅうおうは主人公に『ある質問』をします。

しかし、主人公はその質問に耳を貸さず、りゅうおうと死闘を繰り広げることになります。

モチ
モチ

質問の詳細が気になる方は下記をご参考ください

死闘の末竜王を倒した主人公は『光の玉』を手に入れます。

引用先:DRAGON QUWST Wiki

光の玉を天にかざすと、まばゆい光があたりにあふれ出し、世界が平和に戻っていくのでした。

エンディング

りゅうおうを倒し世界に平和をもたらした主人公はラダトーム城下町へと向かいます。

そして、ラダトームの王(ラルス16世)にりゅうおう討伐の報告をします。

ラルス16世
ラルス16世

おお、主人公。すべては古い言い伝えのままであった。
すなわち、そなたこそは勇者ロトの血を引く者。
そなたこそ、この世界を治めるに相応しいお方なのじゃ。

どうじゃ?
このわしにかわってこの国を治めてくれるな?

主人公
主人公

もし私の治める国があるなら、それは私自身で探したいのです。

ラルス16世
ラルス16世

そうか、そういうことならもう止めまい。
主人公よ。気をつけて旅立つのじゃぞ。

主人公が城をあとにしようとすると、ローラ姫がかけ寄ってきます。

ローラ姫
ローラ姫

待ってくださいませ!
そのあなたの旅に、ローラもお供しとうございます。
このローラも連れて行って下さいますね?

モチ
モチ

ここで『はい』を選択しないと永遠に物語は終わりません。

主人公はローラ姫の願いに応え、新たな旅路が幕を開けるのでした。

ソフィア
ソフィア

まさに王道のストーリーでしたね!!

ドラクエ1のストーリーと魅力を解説しました。

初の作品ながらしっかりとしたストーリーと世界観に感動したのではないでしょうか。

ドラクエ1をまだプレイしたことがない方は、ぜひ本記事の内容を機に購入を検討してみてください。

このブログではドラクエの魅力やお得な情報をガンガン紹介していきます。

SNSなどのフォローして頂けると励みになるので、ぜひ応援のほどよろしくお願いします!!